まいど!ラビット店長でございます!
今回はニシアフリカトカゲモドキです。
ニシアフリカトカゲモドキって聞く”トカゲモドキ”って名前とレオパとの違いが私の中では少し気になりました。(笑)
飼育方法や性格、そして私が気になる名前とレオパとの違いをまとめていますので、最後まで読んでくださるとうれしいです!
それでは本題に入りましょう!
ニシアフリカトカゲモドキってトカゲじゃないの?
実は、ニシアフリカトカゲモドキはトカゲではなく、ヤモリの仲間だって知っていました?
名前にもトカゲモドキって書いてあるから何となく想像していましたが、ヤモリの仲間と聞くと「壁を上るわけでもないのに・・。」って思う自分がいます。
ヤモリの特徴と言えば壁を上る事だと思いますが、実はあれは足の裏に趾下薄板(しかはくばん)と呼ばれる小さな毛がある為なんです。
そしてレオパやニシアフリカトカゲモドキにはそれがありません・・・・。
今度はトカゲの特徴になるのですが、トカゲは瞼(まぶた)があり、瞬きをするんですよね!
実はヤモリには瞼が無いのも特徴なんですが、レオパやニシアフリカトカゲモドキには瞼があり瞬きをするんですよ!
・ヤモリにある 趾下薄板(しかはくばん) がついていない。
・ヤモリなのに瞼(まぶた)がある。
以上の事からトカゲモドキと呼ばれているんです。
個人的にはもうトカゲと呼んであげてと思いますけどね。(笑)
どこに住んでどんな生活をしているの?
名前の通り西アフリカ(主にトーゴ)に生息しているトカゲなんですが、レオパとは住む場所が違います。
ニシアフリカトカゲモドキに関しては湿気のある草原や荒れ地に住んでいます。
日中は隠れて夜になると活動を開始するのですが、ポイントは湿度です。
レオパは砂漠が生息地のトカゲモドキですが、ニシアフリカトカゲモドキは違います。
しかも住んでいる所は3月~11月まで雨季がある地域で、何度も言いますが、湿度が大切なんです。
雨の降る地域で住んでいるトカゲモドキ、それがニシアフリカトカゲモドキです。
湿度だけじゃないよ!
実は雨季の長い地域に住んでいるだけではなく、温度も重要です。
基本的にニシアフリカトカゲモドキの適切な温度は26℃~30℃とやや高めなんです。
理由は住んでいる場所が雨季だけではなく、1年を通して30℃を下回る事の少ない地域に住んでいるからなんです。
高温多湿の飼育環境を心がけてください。
飼育する前に知っておいて欲しい・・・。
性格にも注意が必要!
レオパと比べて動きがゆっくりしていてなんだかかわいい!
ニシアフリカトカゲモドキとの違いをこんな感じに思っている方も多いと思います!
確かにゆっくりと動いてぽっちゃりしている見た目ですが、ゆっくりではなく恐る恐るだったとしたらどうでしょうか?
個体差もありますが、基本的にニシアフリカトカゲモドキは警戒心が強くて臆病な性格です。
動きがゆっくりなあまり、危険を察知すると逃げるのではなく、噛みつくことも用意に想像できます。
ニシアフリカトカゲモドキはレオパと比べて嚙みつく個体が多いと言うのも爬虫類飼育者の中ではよく聞く話です。
穏やかでゆっくりではなく、警戒心が強く恐る恐ると思って接してあげてくださいね!
どれぐらい大きくなるの?
基本的には25㎝前後になると思ってください。
25㎝の例としては、週刊少年漫画の縦の長さ、ピザのMサイズなら想像つくかと思います。
そう考えると結構大きくなると思いませんか?
寿命はどれぐらい?
一般的には10年と言われていますが、飼育下だと運動不足が原因で7年が現実的な数字と考えられています。
しかし、中には20年近く生きたニシアフリカトカゲモドキも多く、飼育するのならそれなりに覚悟を持つ必要があります。
ニシアフリカトカゲモドキの飼育方法
ケージ
動く事が少ないため、それほど大きくなくてもいいとは思いますが、30㎝前後は最低でも必要です。
オススメの商品をいくつか紹介しますので、参考にどうぞ!
①ジェックスレプテリア
観察がしやすい爬虫類用ガラス水槽となっています。
ガラス水槽の強みは”透明度”です。そして爬虫類用ですので、水槽の底にヒーターを置ける形となっています。
しかし、上からしか触ったりエサを与える事ができない為、注意が必要です。(爬虫類は基本的に上から何かされるのを嫌います。)
②スドー レプティギア
こちらは横に扉がついており、ニシアフリカトカゲモドキの目線でエサを与える事が可能です。
素材はプラスチックですので、やや劣化すると傷が付き透明度が落ちますが、上からではなく、同じ目線で世話をできる事が可能です。
しかし、メンテナンスとなると、上部すべてを外してしまうので、若干めんどくささがあるかもしれません。
コチラもオススメの商品です!
床材
床材によって色が変わるぞ!
実はレオパは温度で模様の濃淡がでると言われていますが、ニシアフリカトカゲモドキの場合は床材の色で体色が変わると言われています。
ですので、明るい色の個体は明るい床材、暗い色の個体は暗い床材をおすすめします。
ですが、ニシアフリカトカゲモドキの床材で一番大切なのは湿度ですので、基本的にはパームマット(ヤシの木の粉末)をおススメしています。
オススメの床材
①パームマット
湿度を保つためにはパームマットがオススメ、他にもヤシガラなどでもいいのですが、このパームマットは粒が小さく、誤飲しても安心です。
温度管理の必需品!
温度と湿度が重要であり、高温多湿をキープするためには絶対に温度計と湿度計は必要です。
①ビバリアツインメーター
基本的にこれをケージ内に置いておけば安心です。
温度計だけでなく、湿度計もついている為、コスパも最強の商品です!
②スイッチボット 温度計
値段は2000円前後と少し高額になるのですが、スイッチボットは最強です。
スマフォで24時間いつでも管理する事ができ外出先でも確認する事が可能です。
さらにこちらのコンセントやリモコン等の周辺機器との組み合わせで最強の飼育環境を作る事が可能になります。
私の場合はフトアゴヒゲトカゲの飼育はスイッチボットを使用しています。
毎日決まった時間にバスキングライトが付くように設定しており、また外出先でも温度が高かったり低かったリする場合はエアコンや爬虫類用ヒーターを付けるようにスマートフォンからしています。
すべてそろえると高額になるので、あまりおすすめしませんが、温度計から始めてみると面白いと思います。
シェルター
シェルターは湿度を保つためには不可欠な存在ですが、便利な物から見た目重視のものまで幅広く出ているので、好みで購入する事をおススメします。
隠れ家ではなく、湿度を保つウエットシェルターを購入するようにしてください。
エサ
後は餌も人工フードや生きた昆虫などもありますが、何を食べているのかは購入したショップの店員さんに聞くのが一番です。
我が家ではコオロギを与えていますが、コオロギも奥が深くて知れば知るほど面白いので、過去にまとめたコオロギの記事を載せておきます。
①ヨーロッパイエコオロギ
②クロコオロギ
最後に・・・。
ここまで読んでくださった方には感謝しかありません。
私も詳しく調べる事で何となくモヤモヤしていたレオパとニシアフリカトカゲモドキの違いがわかる事ができました。
似ているが、レオパとは全く別の生き物がニシアフリカトカゲモドキです。
最後まで愛してあげてください!
それでは次回の記事でお会いしましょう!
コメント