ども!ラビット店長です(;’∀’)!
自然豊かな地域で聞こえる音と言えば
虫の音とカエルの鳴き声ですよね・・・・・。
そう、私たちの周りに普通に生息しているカエルですが、意外知らない事も多いのではないでしょうか?
今回はトノサマガエルに絞って記事を書いています。
トノサマガエルの飼育方法やトノサマガエルが抱える深刻な問題など・・・・・。
最後まで読んでくださるとうれしいです( ;∀;)!
それでは行きましょう!
そもそもトノサマガエルの”トノサマ”って何?
トノサマガエルを調べていく中で、一番最初に気になったのが、名前になる”トノサマ”でした。
カエルの中で1番偉い、またはレア度が高いのか?と思ったのですが、実はそうではないようです。
喧嘩をする時や天敵に狙われた時の威嚇をする姿が堂々としすぎており、”殿様のように見える”との事から、トノサマガエルと名付けられたらしいです。
飼育は簡単!だが複数飼育は問題が!
鳴くのがオス!鳴かないのがメス!
オスとメスの違いを見分ける確実な方法は鳴くか鳴かないかです。
体の模様や繁殖期にオスは金色に変色すると言われていますが、個体差もあり見分けにくいことも多いでしょう。
鳴くのはオスだけ!これだけ覚えていたら大丈夫でしょう・・・。
縄張り意識が強いカエル
トノサマガエルは縄張り意識が強いカエルであり、特にオス同士なら喧嘩や共食いをします。
カエルが鳴く理由は繁殖を目的としていますが、実は「ここは俺の縄張りだぞ!」と他のオスに伝える為でもあります。
トノサマガエルの合唱はまさに命がけです。飼育をする場合は単体飼育をおススメします。
トノサマガエルの過ごしやすい温度は?
野生下では、10度前後の気温が続くと冬眠を始めてしまいます。
冬眠を考えていない方は少なくとも10℃以上、理想は18℃~25℃前後をおススメします。
冬眠してしまったら?
ベランダやビオトープで飼育しており、冬眠も考えている方もいるかもしれません。
実は冬眠をしていても乾燥は禁物です!
湿った場所を必ず用意する必要がありますが、凍ってしまうと死んでしまいます。
寒すぎて凍ってしまった!土の中で乾燥してしまった!なんて事が無いように注意が必要です!
エサは何を食べるの?
私が実際飼育ていた経験になりますが、基本的に動くものはなんでも食べるイメージがあります。
子供の頃に飼育していた時はバッタやワラジムシも与えていましたね・・。
基本的にはコオロギを与えていれば間違いないと思いますが、人口飼料は与えた事が無いのでわかりません・・・。
他に爬虫類を飼育しており、カルシウムパウダーなどをお持ちの場合はカルシウムパウダーをまぶして与えてあげるといいですね。
ジャンプ力を舐めるな!パニックにしてはダメ!
トノサマガエルのジャンプ力を侮ってはなりません。
特にお迎えしたばかりの時は慣れない環境でカエルがケージの中を飛び回るなんてこともあります。
壁や天井にぶつかって怪我をしてしまった・・・・。
なんて事が無いように対策は必要です。
ケージのフタに緩衝材やタオルを挟んであげて、飛び出さないようにフタはしっかりと閉まるものを用意してあげてください。
日本全国にいてはいけない問題・・・。
トノサマガエルはもともとは全国に生息するカエルではないのはご存じでしょうか?
北海道では1990年代、対馬では2000年に入ってから生息が確認されました。
つまり、人の手で全国に広まったカエルなんです。
日本のカエルとしてペットショップに売られていますが、日本全国にいるカエルではありません。
北海道では教材で使われていたトノサマガエルが放されて野生化したと言われています。
もう一度言いますが、トノサマガエルは日本のカエルですが、日本全国にいるカエルではありません。
逆に数が減少している問題
トノサマガエルは田んぼの稲を食べる昆虫などをエサとしており、田んぼの中では捕食者の役割です。
トノサマガエルのおかげでおいしいお米を食べる事ができると言っても過言ではありません。
田んぼの中の生態系の上の方に君臨していたトノサマガエル。
今はがザリガニやウシガエルなどの外来生物によって捕食されて数が減少しています。
最後に
いてはいけない所に生息しているトノサマガエルですが、逆に外来生物のエサとなり数が減少している。
複雑で複数の問題を抱えている事が今回わかりました。
ですが、身近で見れる方は馴染みのカエルであり、飼育方法や名前の由来、性格などがわかればより深く愛する事ができるのではないでしょうか?
トノサマガエルの合唱は命がけなのが個人的にはびっくりしました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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