まいど!ラビット店長です!
今回はペットショップでよく見かけるアオジタトカゲについてまとめてみました!
”なぜ舌が青いのか?”アオジタトカゲ出すビームの秘密から、飼育方法まで解説できればと思います。
それでは本題に入りましょう!
アオジタトカゲの基礎知識
寿命はどれぐらい?
アオジタトカゲの寿命はレオパ等に比べるとやや長く、15~20年と言われています。
どれぐらい大きくなるの?
個体差はあるとおもいますが、基本的には40~70cmまで成長するらしく、平均すると50cmとの事でした。
50cmと言えばラグビーボールほどの大きさがあり、写真を見るとわかりやすいと思いますので、用意してみました!
こうやって見ると結構大きくなると思いませんか?
性格はどんな子が多いの?
現在ペットショップで販売されているアオジタトカゲはCB(人の手で繁殖した)個体がほとんど。
そしてもともと穏やかな性格も重なり、そこまで暴れる攻撃的な個体は少ないと言われています。
(もちろん個体差もあると思います。)
詳しく調べて驚いたのが、尾切りをする個体もいるそうです。
トカゲなので、しっぽを切り離すのは当然なのですが、大きなトカゲも危険を感じると行うそうなので、
過度なふれあいは注意が必要です。
理想の温度は?
あまり詳しく解説していませんでしたが、アオジタトカゲには多くの種類が存在しており、それぞれ微妙に生息している環境も違います。
ハルマヘラアオジタトカゲ・アンボンアオジタトカゲ・セラムアオジタトカゲよと呼ばれるアオジタトカゲ・・・実はインドネシアが出身の個体です!
インドネシアは高温多湿の環境であり、オーストラリア産とは若干違う環境で飼育する必要があります。
一方でペットショップでは”アオジタトカゲ”として売られている個体も多く、飼育する前に一体どのアオジタトカゲなのかを確認する事を忘れないでください。
アオジタトカゲってなんで舌が青いの?
専門的な用語でいうと”威嚇ディスプレイ”と言うのですが、アオジタトカゲの舌は結論から言うと青さに注目するのではなく、紫外線を反射する能力があるんです!
紫外線を反射して何がいいの?
実は私たちには紫外線は直接見る事ができませんが、アオジタトカゲの外敵である動物(主に鳥類)は紫外線見る事ができるんです。
アオジタトカゲは舌を出すことで紫外線を反射して相手に当てる。
↓
アオジタトカゲの口から光り輝く何か(実は紫外線を反射しただけ)が出てくることで鳥がびっくりして逃げる。
↓アオジタトカゲの口から光り輝く何か(実は紫外線を反射しただけ)が出てくることで鳥がびっくりして逃げる。
青い舌を出して威嚇しているように見えて、実は目には見えない紫外線ビームを当ててくるトカゲ。
それがアオジタトカゲです。(笑)
アオジタトカゲの飼育環境
ケージ選びのポイント!
①爪が鋭いので、プラケではダメ!
プラケに関しては安価で購入が可能であることから、検討される方も多いはず。
飼育できないことはありませんが、プラケに傷が付くと透明度が悪くなり、観察しにくいです。
ですので、少し高価ではありますが、ガラスケージを購入してください!
②ケージの大きさ!
色んな人が色んな事を言いますが、”横の長さが体調の2倍程度!”と覚えてください!
平均で50㎝にもなるアオジタトカゲのケージは最終的に90㎝~100㎝が必要となります。
おすすめのケージ その1
爬虫類ケージと言えばグラステラリウムです。
私の家のフトアゴもグラステラリウムの60㎝で飼育しています!
観音開きの窓はメンテナンスの効率を上げてくれる為マジでおススメです!
グラステラリウムの全商品のサイズをまとめた記事はこちらです!良かったら参考にどうぞ!
おすすめのケージ その2
スライド開閉式にはなりますが、こちらも大人気の爬虫類ケージです。
グラステラリウムと比べるとリーズナブルでデザインもシンプルでおしゃれ!
床材
①床材には厚めに用意してあげて!
アオジタトカゲはシェルターに隠れると言うよりかは床材に潜って眠ったりすることが多いです。
ですので、床材は集めに用意してあげてください!
おすすめの床材
正直ヤシ柄マットなら何でもいい気がしますが、私自身も何度か購入したことがあるのでオススメします。
もちろん湿度を保つ目的でも使用しますが、軽い床材は潜りやすいのもメリットの一つです!
バスキングライト
アオジタトカゲは昼行性なので、バスキングライトは必要と言われています。
しかし、使用していない飼育者も多くいるのも事実です。その場合は暖突やマットを使用しています。
エサ
コオロギなどの昆虫を中心として、なんでも食べる雑食なのがアオジタトカゲの特性になります。
ドッグフードや野菜、フルーツ等をあげている飼い主様がおり、一番の理想は今までどんなエサを食べていたかをペットショップの店員様に聞くのが理想ではないでしょうか。
とは言えコオロギなどの昆虫が主食なので、コオロギをあげていると間違いないでしょう!
良かったらコオロギを詳しく紹介している記事もありますので、興味ある方は読んでくださるとうれしいです!
クロコオロギ
ヨーロッパイエコオロギ
水入れ
水分補給を忘れる飼い主様はいないとは思いますが、他の爬虫類に比べて結構水を飲むので、気持ち大き目のサイズを用意してあげてください。
100円ショップ等で売っている食器やタッパーなどでも大丈夫です!
最後に・・・。
実はオーストラリアの先住民、アボリジニがアオジタトカゲの伝説を語り継ぐほど歴史は深く、身近な生き物アオジタトカゲ。
なぜ舌が青色なのか、同じアオジタトカゲでも出身が違うと飼育方法が違う事。
飼育方法や基本的な知識を知るともっと身近に感じる事が出来たのではないでしょうか?
少しでも面白いと思っていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回の記事でお会いしましょう!
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