まいど!ラビット店長です!
先日、何となく歩いていたら道端にナナフシが落ちていました・・・・・。
(この記事のサムネは実際に私が捕まえたトゲナナフシです)
ナナフシって都市伝説的な存在になっている地域も多いかもしれませんが、調べれば調べるほど、本当に面白かったのでまとめてみました!
実はあるナナフシを見つけると大発見で新聞に載る可能性だってある昆虫・・・・。
それでは行きましょう!
世界のナナフシと日本のナナフシ
ナナフシって田舎等の自然の多い地域にいて都会にはいないイメージがありませんか?
なかなか見つける事の難しいナナフシですが、実は世界には2500種類のナナフシがいます。
そして、日本には18種類のナナフシがいるんですよ!
ナナフシの本当の意味
実は皆さんが思い浮かべるナナフシの正式名称はナナフシモドキと言う名前です。
「どうでもいい・・・」と言う言葉が聞こえてきそうですが、少しだけ待って欲しいです!
ナナフシを漢字にすると七節となり、これだけでは「木の枝がたくさんある」と言う意味になるそうです・・・。
なので、木の枝がたくさんあるように見える昆虫=ナナフシモドキなんです!
ナナフシの飼育方法
ケージは縦長に置いてくださいね!
基本的に虫かごでもなんでも飼育できるのですが、ケージの中にエサとなる葉と枝を入れるので、虫かごを縦長に置くことが理想となります。
イラストにするとわかりにくいですが、市販の虫かごならば縦に置くと正面にフタが来てしまい、メンテナンスが面倒です・・・・。
そこでオススメなのが、クリアスライダーです!
クリアスライダー
こちらの商品は縦に置こうが横に置こうが透明度が失われることもないのでオススメです!
エサ
幼虫はエノキとサクラを食べ、成虫になるとカシ、コナラ、ケヤキ、エノキ、サクラの葉を食べて生活します。
基本的にはいた場所の枝を持って帰る事が1番いいのですが、道路に落ちていたり等エサが見つからない可能性もあります。
そんな時はどんぐりの木(カシ、コナラ)を探すといいかもしれませんね!
毎回拾いに行くのめんどくさいよ!
そんな方の為に、一応エノキの木のリンクを貼っておきます。
エノキとサクラは幼虫と成虫の両方が食べるので、あると便利だと思います。(産卵した時のことも考えて)
エノキの木
水分補給も大切!
実際に飼育している方のブログ等を読んでいると水分補給が一番飼育していく上で難しいそうです。
水入れを入れても飲む事がほとんどなく、毎日霧吹きをかけてあげると壁や葉についた水滴を飲んでくれるそうです。
繁殖について
メスだけでも繁殖するぞ!
ナナフシはオスとメスの両方いなくとも基本的にはメスだけで繁殖を行います。
繁殖を考えている方・・・。安心してください!
実はあなたが見ているナナフシの殆どがメスなのです!
どういうこと?
実はナナフシはまだまだ謎が多く、メスしか見つかってない種類や、見つかったとしてもオスが数匹しか見つかっていない事がほとんどなんです!
2020年にナナフシのオスが発見されたとニュースになりましたが、それでも13番目。
ニュースになるほどナナフシのオスはレアなんです!
ナナフシの雑学
切れたら再生するが間違えると大変・・・。
ナナフシは切れた足や触覚は再生するのですが、間違える事があるって知っていましたか?
触覚を再生させるつもりが間違えて足を生やしてしまう個体もいるそうです・・・・。
ドジなのか、ホラーなのか・・・。(笑)
消化されないすごいやつ!
ナナフシは単体でも繁殖ができると先ほど紹介しましたが、実は卵も少し特別な卵なんです。
神戸大学の研究によるとナナフシの卵は消化されにくく、無傷で排泄される特徴を持っているんです!
どういう事かと言いますと、鳥などの外敵に襲われても、卵だけは消化されずにフンとして排出。
その結果、繁殖に成功し、活動範囲を広げる事もできるそうなんです!
すごくないですか?
最後に・・・・。
ナナフシは知れば知るほど面白くて、生き残る為に独自の生態を持っている事がわかりました。
このサイトでは、メジャーと言われる生き物の他にも為になる生き物もどんどん記事にして行きたいと思ってます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回の記事でお会いしましょう!
コメント
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