まいど!ラビット店長です!
みなさん!前回は金魚が病気になる過程を記事にしました↓
読んでくださった方は本当にありがとうございました。
さて、今回は治療編!
病気になってしまったらどうやって治療をするの?
この辺を記事にしたいと思います!
金魚の病気は3種類!
病気の治療の話をする前に少しお話を整理整頓させてください。
実は金魚の病気は大きく分けて3種類に分ける事ができます。
細菌が原因の病気→尾腐れ病、エラ腐れ病.etc
寄生虫が原因の病気→白点病、ウオジラミ.etc
ウイルスが原因の病気→金魚ヘルペス.etc
病気の金魚を見つけたら?
まずは病気の金魚を別の容器に移して他の金魚への感染を防ぎましょう!
病気の金魚に対してできる事は以下の2つになります。
薬浴
市販の魚用の治療薬を購入し、治療薬の溶けた水で魚を飼育する事を薬浴と言います。
この治療薬はペットショップで見かける事ができ、代表的なのがコチラです↓
水槽内のバクテリアや細菌を退治し、病原菌の繁殖も防ぎます。
期間はおよそ5日~1週間程度、金魚を薬浴することで効果が出てきます。
食塩浴
食塩水で病気の魚を飼育する事を言います。
難しい話になるのですが、魚の体内には実は塩分が含まれていて、これを浸透圧と呼んだりもします。
早い話が一時的に体の中の塩分濃度に近い水で飼育すると回復に向かうと言う事になります。
金魚の治療にとって1番いいとされているのは0.5%の食塩水と言われています。
金魚にとって塩分濃度の高い水がいいのなら、普段からそうしたらいいのでは?
こんな質問が聞こえてきそうですが、以下のデメリットもあるので注意が必要です。
①ろ過に必要な細菌が塩分の高い水では生きられない。
②アンモニアの毒性が強くなる。
③水草が枯れてしまう。
④長期間飼育すると、塩分濃度が高い事が原因の病気になる。
⑤水の蒸発屋水替えによって塩分濃度は左右されやすい。
デメリットにも注意が必要になります。
どこの家庭にもある食塩で可能ですが、不安な方は金魚用も販売されていて、簡単に治療ができるので、購入をおススメします。
治療の際に必要なもの!
薬浴または食塩浴用の容器
バケツでも構いませんが、上からでは病気の経過観察がしずらいので、
できれば横から見る事の出来る容器がおすすめです。
僕が使用しているのは、別に治療用に買ったわけではありませんが、これです↓
小さくコンパクトなキューブ水槽で、エアーポンプもついています。
水量が6Lと切れが良くて、食塩の濃度も計算しやすく僕はこれを使っています。
エアーポンプ
1つだけポイント!
絶対にろ過装置を付けないで使用してください。
ろ過装置とは水をろ過するために必要な物ですが、できれば置いてほしくないです。
勝手にろ過されても困るし、何より水流が強くなり、魚が疲れる可能性があるそうです。
いつもとは違う水の中で生活するのですがら、
なるべくストレスの無いような環境作りを目指しましょう!
エアストーンが無いよ!って方へ・・・・こちらをどうぞ!
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ヒーター
白点病などの治療の際に必要なのがヒーターになります。
白点虫が体から離れる温度が28~30℃である為、そこまで水温をあげておかなければなりません。
ここまで水温をあげるヒーターはあまり売っていないのですが、ネットならありました。
安心のジェックスのヒーター(15~35℃まで対応)↓
水温計
後はこまめに水温と濃度を確認して、約1週間程度の治療をしてあげてください。
まとめ
金魚やその他の魚の治療にはこれだけの手間とお金がかかる事が今回わかったと思います。
ここまで揃えても死んでしまう事も多いので、やはり飼育している金魚が病気にかからないように予防が必要なのではないでしょうか?
ここからは僕の経験談になるのですが、正直食塩浴の効果は抜群で、手厚く色々しなくても、
食塩だけあれば回復した魚も多く見てきたので、難しく考えすぎなくてもいいかもしれません。
ですが、金魚と言えど大切な命・・・。
病気になってからでは遅い。病気になる前に行動が必要です。
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