まいど!ラビット店長です。
生き物好きならば誰しもが❝飼育してみたい❞と思うか実際に飼育したことがあるアカミミガメとアメリカザリガニ・・・。
2023年の6月1日より規制が始まるのはご存じでしょうか?
私が子供の頃は、夏祭りに行けば金魚すくいと並んでカメすくいやザリガニ釣りがあり、結構親しみやすく、可愛い見た目で身近だったこの生き物。
あれから何年も経過して、無責任な飼い主や業者が放流したりして一気に日本の生態系に影響を及ぼす存在になりました。
そして、2023年に規制。条件付き特定外来生物へ。
一体どんな内容なのでしょうか?
※この記事は2023年1月30日時点の情報です。
アカミミガメ・ザリガニは飼育できなくなるの?
規制されたからと言ってアカミミガメ・アメリカザリガニが飼育できなくなるわけではありません。
日本全国の家庭や学校などで、現在130万匹以上のアカミミガメ、540万匹のアメリカザリガニが飼育されており、飼育禁止なんてしてしまうと、この130万匹以上のカメを処分する事になりますので飼育に関しては可能です。
届け出や手続きも今の所は不要です。
飼う事が出来なくなった場合はどうするの?
本当は責任を持って最後まで飼育して欲しいし、万が一飼育ができない場合は飼い主自らの手で命を終わらせて欲しいのですが、
一応情報として無償により譲渡は可能なのは知っていてもいいかもしれませんね。
頒布(はんぷ)も禁止だよ
頒布という言葉を聞いた事のある人は少ないかもしれません。
簡単に説明すると、色んな人に配ると言う事も無償であっても禁止です。
考えられる例としては予期せぬ繁殖の結果、不特定多数人に配るなんて事ですかね・・・。
繁殖に関しても十分に注意をしてください。
ミドリガメもダメだよ!
以前はアカミミガメをミドリガメなんて販売されていた時期もあり、もしかしたら、「うちの子はミドリガメだから大丈夫!」なんて思っている人もいいるかもしれません。
ミドリガメとして販売されていたカメも実はアカミミガメで、アカミミガメの子供をミドリガメとして販売していたので注意してください。
耳が赤くなくても注意!
アカミミガメと言うぐらいだから、耳が赤いんでしょ?
アカミミガメと言うとこんな声がきこえてきそうですが、耳の赤くないキバラガメやバーランドキミミガメも条件付き特定外来生物に含まれています。
アメリカザリガニ以外ならどうだろう・・?
実はアメリカザリガニ以外のすべての外国産のザリガニは条件なしの特定外来生物に指定されています。
アメリカザリガニのみが条件付き特定外来生物です。
この辺ややこしいので本当に注意してくださいね!
アメリカザリガニ・アカミミガメでどうしても困ってしまったら?
環境省がアメリカザリガニ・アカミミガメ相談ダイヤルを設置しています。
TEL:0570-013-110
午前9時から午後5時までなら土日祝を含む毎日つながるそうなので良かったら電話で相談してください。
最後に・・・。
個人的には無責任な飼い主が原因で、生態系に影響を及ぼすわ、アカミミガメやアメリカザリガニは嫌な思いをするわ、散々だなと思います。
アカミミガメやアメリカザリガニは自ら日本に来たのではなく、人の手できたのでありこの生き物に関しては嫌わないで欲しいですよね。
この情報はいろんな生き物系のインフルエンサー方も発信していますが、生き物好きしか知らない、知ろうとしない情報だと思いますので、ぜひ身近な人にも教えてあげてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回の記事でお会いしましょう
この記事の引用先
環境省 自然環境局:日本の外来種対策
環境省:報道発表資料
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