まいど!ラビット店長です!
今回はこの商品について紹介したいと思います!
爬虫類を飼育している方なら知っている方も多いののではないでしょうか?
そう、暖突(だんとつ)です。
ケージを温めるだけの物でしょ?なんて思うかもしれませんが、実は注意点も結構あります。
10人いれば4~5人はやっているのではないか?と思うような事も紹介していきますので、最後まで読んでくださるとうれしいです!
それでは行きましょう!
そもそも暖突とは?
難しい話をしても僕も読んでいる方もわからないと思いますので、簡単に説明しますね。
ケージ全体を温める器具、それが暖突です!
以上です。(笑)
ここまででいいよ!
って方は少しだけ記事を飛ばしてください。
なんだか物足りないわ
と言う方はもう少しだけ、お話をしたいと思います。
輻射型遠赤外線とよく見ると書いてはございませんか?
ここでポイントとなってくるのが【輻射型】ではありませんか?
そして気になるのが遠赤外線と輻射型遠赤外線の違いですよね?
遠赤外線とは簡単に言えばビーム、難しく言えば光または電磁波です。
私たちや物質がこのビームを吸収することで、温かくなるとだけ思ってください!(実際は分子の運動が・・・)
では、輻射型とは何でしょう・・?
これは四方にビームを飛ばして全体を温める仕組みなんです!
保温球とは何が違うの?
保温球は電熱線を加熱します。
2つの違いは速度と威力ではないでしょうか?
暖突と保温球はほとんど同じ役割を持ちますが、実は暖突はヤモリや蛇等の立体的に行動する生き物に向けて作られた商品です。
保温球に比べて温まるまでの速度と威力は多少劣りますが、蛇が電球に巻き付いたり、ヤモリが登ってやけどしない事がメリットになります。
毎月かかる電気代が圧倒的に違う!
暖突の箱にも記載があるのですが、保温球に比べて月の電気代が3分の1と破格的に安いです!
暖突の箱面の記載を参考にすると
保温球(100w):1360円(24時間×30日)
暖突(Mサイズ):437円 (24時間×30日)
これだけの違いがあるならば多少温まるまでの速度が遅くて、若干保温球に比べると威力が弱いなと感じたとしてもお得じゃないですか?
そもそも温める必要って何?
爬虫類は基本的に変温動物の生き物が多く、体温を自力で調節する事ができません。
その為、外部から熱を吸収し体温をあげて活動をする必要があるのです。
さらに日本には四季があり、1年を通して気温の変化が激しい国、外国産の生き物はまず適応していません。
常に一定の温度を保ち、生き物たちの活動しやすい環境を作る為にも保温器具は必要になります。
バスキングライトとは何が違うの?
バスキングと言うのは日本語で「日光浴」と言う意味を持ちます。
日光浴ライトと言えば何となく、体を温めるイメージを持ちがちですが、実は少し目的が違います。
紫外線を浴びる事で、ビタミンD3を体の中で生成します。
このビタミンD3はカルシウムを吸収する為に必要な栄養素で、これが無いと強い骨を作る事ができず、病気の原因になります。
うーん・・・難しい・・・。
ですが、逆から読むと少しだけ簡単になります。
強い骨を作る必要がある→その為にはカルシウムが必要→カルシウムを体内で吸収する為にはビタミンD3が必要→ビタミンD3は紫外線から生成できる→バスキングライトが必要
すごく簡単にまとめてみました。
設置方法は必ず守って!
暖突を使用する際は付属のネジで必ず固定するようにしてください!
youtubeの動画等を見ていると、金網の上に暖突を置いていたり、説明書どうりに使用していない物もたまに見かけます。
プラスチック製の物の上に置いた場合は変形してしまいますし、火事の原因にもなりかねません。
金網などの金属の上に置いた場合は金属に暖突の熱の50%以上が吸収されてしまいますので、絶対にやめた方がいいです。
設置する向きは横向き限定で、縦向きにすると数日で壊れると説明書に記載があったので、横向きでお願いします。
良かったら商品リンク載せておきます。
どこに売っているの?と思った方がもしかしたらいるかもしれません。
基本的には爬虫類を扱っているペットショップに行けば売っているのですが、全サイズが置いてある事は少ない気がします。
そんな方の為に商品のリンクを載せておきます。
最後に
爬虫類飼育用品の中に、温度や時間を管理するサーモスタットがあるのですが、暖突はサーモスタットで管理してはいけないみたいです。
暖突にはすでにサーモスタットが内蔵されており、温度が上昇しすぎると止まるようになっているそうです。
この記事は今使用している方は使用方法を見直すきっかけになりますし、これから購入を検討している方は参考になったのではないでしょうか?
色々注意があり、難しいと思った方、やはり暖突は私たちにとっての暖房器具のような物です。
私たちだって暖房器具の取り扱い方を間違えると、火事や事故の原因になるように、爬虫類器具とは言え、注意が必要です。
とは言え、最高の商品には間違いありませんので、オススメします!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回の記事でお会いしましょう!
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