まいど!ラビット店長です♪
ラビット店長の記事も早い物で、90記事を突破して、もうすぐ100記事に到達します。
ペットショップを100倍楽しめるように、責任を持って飼育ができるように。
そんなイメージで記事を書いていたのですが、ここで少しだけ新しい挑戦も入れていこうかなと・・。
それは、飼育方法とかではなく、100%動物に関する雑学記事です。
タイトルにもあるように、今回はうさぎ税です。
心配するといけないので、結論を先に!
誤解されるといけないので、先に結論を言いますが、うさぎ税は現代社会には存在しません。
しかし、過去に日本に実際にあった税です。
時代は明治時代!
明治5年の新聞に書かれた新聞の中に、兎会が東京で流行しているという文字があったそうです。
そう、兎の展示即売会です・・・・。
明治5年と言えば1872年であり、太陽暦が採用されて1年が365日に決まった年です。
300年続いた徳川幕府が倒れて、日本は文明開化の時代へ移ります。
明治政府は西洋文化を取り入れる事を推奨しており、人々の生活も大きく変化していきました。
ちなみに、おまわりさんの初任給が4円の時代です。
そんな明治の時代にうさぎをペットとして飼育する事が大流行しており、1羽600百円のうさぎも取引されていたそうです。
もう一度言いますが、おまわりさんの初任給が4円の時代にですよ!
当時のうさぎは現在で言う、タワマンや外車、高級ブランドのようにステータスの象徴になっていったんです。
様々なうさぎに関する問題も・・?
うさぎを愛して飼育する人もいれば、投機(相場の変動を利用して利益を得る)を目的として購入する人も現れるようになりました。
販売する側にも悪質な業者が出てきて、うさぎの毛を白く塗って販売するなど、うさぎの取り扱いが社会問題になったんですよ!
販売が禁止になる事も・・・。
様々な問題から、東京都が販売を禁止するも、名義を外国人名義にして制限しにくくしてみたり、禁止ののお願いに当時の司法省からの反対があったりなど、なかなかうまく行きませんでした。
販売は禁止にしない代わりに始まる❝うさぎ税❞
様々な問題に対応すべく、当時の東京都は【兎取締ノ儀】の導入(うさぎ税)に踏み切りました。
簡単に内容をまとめると
うさぎ1羽につき1円の税金を取ります。飼育している人は毎月届け出をしなさい。
無届で飼育している場合は2円の過怠金をもらいます。
になるのですが、この時代で1円の税金はなかなか高額だと思いませんか?
例えば現代の初任給が20万円だとして当時の初任給が4円としますよよね。
1円の税金は4円の25%なので、初任給の25%、現在では25000円と考えたら・・・。
飼育者に税金を取る事によってうさぎにとって迷惑だったウサギバブルは終わりを迎えます。
最後に・・・。
いかがでしょうか。
明治時代の話にはなりますが、実際にうさぎに税金があったなんて驚きですよね。(笑)
ちなみに、ウサギバブル崩壊後はうさぎを捨てる人が続出したそうです。
無責任な飼い主は明治時代からいたみたいですね。
ここで学んだ事は、流行りの生き物は流行が終わった後も生き続けると言う事ですかね。
この事は明治時代だけではなく、現代でも言える事です。
ミシシッピアカミミガメや、様々な生き物が大量に飼育されて、その後・・・・。
歴史は繰り返してはいけません。最後まで責任を持って飼育してくださいね!
今回は以上になります!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回の記事でお会いしましょう!
【参考文献】
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