まいど!ラビット店長です!
少し前にミナミヌマエビについてまとめてみたのですが、今回はヤマトヌマエビです!
今回のヤマトヌマエビもミナミヌマエビ同様にペットショップでよく見かけると思います。
一体、どんなエビなのか解説していきます!
良かったらミナミヌマエビヌマエビについても少し前に解説しているので、この記事を読んだ後に見てくださるとうれしいです。
日本人の名前がついたエビ
ヤマトヌマエビが世界で活躍するようになったのは1990年代。
水景クリエイターであり、ネイチャーアクアリウムの創始者である、ADAの天野尚さんがヤマトヌマエビを世界に広げました。
その為、海外ではヤマトヌマエビはアマノシュリンプと呼ばれています。
自然界にもいてるエビ?
ヤマトヌマエビは日本の自然界にも存在しているエビですが、近年数を減らしています。
複数の都道府県では準絶滅危惧に指定されており、原因ははっきりとしたことは不明とされていますが、
繁殖方法に特徴がある事や、環境の汚染や、外来種のエサになっているのではないかと言われています。
ヤマトヌマエビの繁殖は困難?
繁殖方法に特徴があると前記しましたが、まず素人が飼育下で繁殖するのは無理だと思った方がいいと思います。
ヤマトヌマエビは川で産卵を行うのですが、ふ化した赤ちゃんは海の方へ流れいき、そこで稚エビになり成長します。
そして成長すると川に戻ってきて生活するのが、自然化でのヤマトヌマエビの一生です。
何が言いたいかと言いますと、ヤマトヌマエビは川などで簡単に採取でき、水槽でも淡水で飼育する事が可能ですが、
卵やゾエアと呼ばれる赤ちゃんが暮らしていく為には70%ほどの汽水を作る必要があるのです。
ヤマトヌマエビの性格は?混泳可能?
最強のコケ取り名人であり、ミナミヌマエビよりも数倍のコケを食べるのですが、混泳に関しては注意が必要です。
基本的には幅広く混泳は可能なんですが、性格が荒い子も多いです。
ミナミヌマエビは他の生き物を攻撃する事はありませんが、ヤマトヌマエビは攻撃する事があります。
弱った魚やミナミヌマエビは襲われてエサになる可能性もある為、混泳は基本的にオススメしません。
寿命はどれぐらい?
ヤマトヌマエビの寿命は飼育下では3年。
飼育下ではもっと長生きする個体もいるそうです。
大きさは?
オスとメスで大きさが異なり、オスは4㎝、メスは5㎝前後です。
小型のエビと比べて、やや存在感が出てきますので、アクアリウムをする際はご注意ください。
理想の水温は?
理想は25℃前後と言われていますが、野生化では日本の四季を耐え抜いて暮らしており、水温は注意する必要はありません。
ですが、30℃を超えると命の危険がある為、水温の上昇だけはご注意ください。
ベランダ等野外で飼育する際は直射日光は避けた方がいいです。
私の飼育下での失敗談!
ミナミヌマエビはとにかく脱走の名人です。
基本的にエビ全般脱走すると思ってもらっていいのですが、【脱走=死】です。
飛び跳ねて脱走する事もあるのですが、エアーポンプのチューブやコード等を上って外へ出てきます。
最近見かけないな・・・と思ったら水槽の外、それも広範囲に探す事をおススメします。
最後に・・・。
ヤマトヌマエビは湿り気のある所なら水中でなくても歩いて移動ができるそうです。
みなさんの中でも、「こんな所にエビ?」と驚く発見をした方もいるのではないでしょうか?
私は、引っ越しの際にタンスの裏でエビの死骸を見つけた事ですかね・・・。
本当に脱走して遠くまで移動するのでご注意くださいね。泣
今回の記事は以上になります。
次回の記事でお会いしましょう!
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