まいど!ラビット店長です・・・・。
最近害虫と呼ばれる生き物を深掘りする記事を書いていますが、今回もそんな感じでアブラムシです。(笑)
理由は日向ぼっこしていたら、目の前にいたからです・・・・。(笑)
小さなころからテントウムシのエサとしか知らないアブラムシですが、この記事を読んでいるあなたも同じぐらいの知識量ではありませんか?
ですが、知れば知るほど結構面白く、爬虫類や両生類を飼育しているからはヤドクカエル等エサにも使える万能の虫なので、どこにいるのか?などを参考にして行ってくださいね!
アブラムシの名前の由来
アブラムシの歴史は古く、江戸時代の話になります。
当時の子供達の中で植物(主にハギ)に寄生するアブラムシを手ですりつぶして頭に塗る遊びが流行していました。
頭に塗るとテカテカ光るまるで今で言う整髪料ポマード的な虫からアブラムシと言われるようになったそうです。
アブラムシってどこにいるの?
アブラムシは見つけようと思えば思うほど難しい生き物です。
去年と今年で同じ場所で寄生しているわけではなく、寄生している場所も様々です・・・。
見つけ方・・・。
何度も同じことを言うようですが、アブラムシが付きやすい植物はありますが、つかない場合もあります。
そんな場合はキャベツかソラマメを育てるのが確実にアブラムシと出会える方法だそうです。
何を食べて生きている虫なの?
アブラムシは小さな体で、いったい何を食べて生活しているのでしょう?
もしかしたらセミの様に成虫になったら最後までご飯を食べないのでしょうか?
アブラムシの食事
アブラムシは口針と呼ばれる口を使って植物の汁を吸い取って食事を行います。
ある日突然「この植物急に元気がなくなったぞ?」と思うといつのまにかアブラムシに寄生されていたなんてこともあるので気を付けてくださいね!
とにかく繁殖力がヤバイ・・・。
孫を出産するお母さん!?
アブラムシは単為生殖と呼ばれるメスのみでも繁殖が可能な生き物です。
ラビット店長で取り上げた生き物中では、ナナフシ等が単為生殖に当たります。
ナナフシの様にオスを見つけたら新聞に掲載されるほどの大発見!とまではいきませんが、繁殖方法がとにかく面白いです。
分かりやすく説明するために人間に例えると、アブラムシが妊娠した場合、お腹の中の子供のお腹の中にもう子供がいる状態になります。
お母さんのおなかの中にいる赤ちゃんもすでに妊娠している状態と言う事です・・・・・。
もうすでに孫確定のアブラムシ・・・・。やはり繁殖力が違います・・。
卵から生まれてからがまた衝撃!
基本的にアブラムシは冬を越す事ができません。
その為、卵の状態で冬を越して春にふ化するのですが、春に生まれたアブラムシの行動が衝撃です!
なんと、まず自分のクローンを作り始めるのです!
そして数がある程度増えたら、オスと交尾をして子孫を残すのです。
最強の外敵!テントウムシ!
アブラムシの駆除の方法!
アブラムシの駆除の方法はネットで調べると出てきますが、植物を枯らしてしまったり、1匹でも残っていたらクローン&産卵のコンボでまた元に戻ってしまうのであまり効果が期待できません。
そして、薬品等を使う事で、テントウムシまでも駆除してしまう事になります。
実はこのテントウムシがアブラムシの最大の天敵であり、食べる量が面白かったので、おまけ程度に最後に紹介します。
テントウムシが最強な理由・・・。
実はこのテントウムシ、アブラムシを食べるようが桁違いです!
1日の食べる量が幼虫ならば20匹、成虫ならば100匹もアブラムシを食べるのです!
いくら繁殖力がすさまじいアブラムシでも数を増やして生き残る事ができません。
テントウムシを庭に放つと言うアブラムシの駆除方法は現実的ではありませんが、薬品や牛乳で攻撃しても0匹になるのは難しく、植物にとっても良くないのならば、筆等で毎日アブラムシを取り除きつつテントウムシが来やすい環境を維持して待ち続ける方がいいのではないかな?と個人的には思いました!
最後に・・・。
ヤドクガエルのエサにハエを与えてることを知り、「ハエを育てるのは色々厳しそうだな」と思っていたのですが、アブラムシも好んで食べると知り、私的にはカエル飼育も身近に感じる事ができました。
身近な生き物や害虫等・・・知れば知るほど面白いですよね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回の記事でお会いしましょう!
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