まいど!ラビット店長です!今回はヤモリについてです!
私の家にはたくさんの爬虫類がいるのですが、これだけ爬虫類が好きになった理由は、実は1匹のヤモリから始まったんです。
そう、ヤモリとの出会いは実は多くの可能性を秘めているのです。
ヤモリじゃん!かわいいし調べてみよう!
こんな感じでこのページにたどり着いたあなたは素敵です!
本題に入る前に、ヤモリに似た姿の生き物の記事のリンクを載せておきますので、そちらも興味があれば、遊びに来てください!
ヤモリによく似た姿の生き物は他にも!
ヤモリっていつからいるの・・・?名前の由来は・・?
ニホンヤモリが見つかり、そう呼ばれるようになったのは江戸時代末期です。
何ときっかけとなったのはシーボルトの標本だそうです・・・。
そして名前の由来は皆さんご存じ、家を守る=家守が理由です。
実は外来種って知っていましたか?
江戸時代に見つかったヤモリですが、実は外来種の可能性が非常に高い事はご存じでしょうか?
江戸時代末期に見つかったヤモリですが、江戸時代末期以前は見つからなかった事も不思議ですよね?
実は兵庫県立大学がヤモリの遺伝子を調べて行くと中国や韓国のヤモリとほとんど変わらなかったそうなんです!
日本のヤモリがアジアに広がったのでは?
私も少しそう思ってしまったのですが、鎌倉以前の生き物を取り扱った作品に全く出てこない事、自然の森や山にはおらず、人間民家の壁等の人工的な場所でしか生きれない事からしても、人為的な要因で日本に来た可能性が高いみたいです!
どこでお迎えできるの?
野生のヤモリを捕まえて飼育する方が私的にはいいと思いますが、どうしても欲しいと言う方はペットショップでも販売している事があります。
他のサイト等ではペットとして販売している場合があると書いていましたが実際は違うような気がします。
詳しく解説すると、実はヤモリを食べる爬虫類がおり、【活ヤモリ】としてエサ用で販売している事があるのです。
普通のペットショップに売っている事はごくまれで、活ヤモリは爬虫類専門店での入手になります。
活ヤモリのデメリットもあるよ!
そもそもエサ用なので、健康状態が良くない可能性があります。
そして一番注意して欲しいのは絶対に逃がしてはいけないと言う事です。
どこにでもいるんじゃないの?
ペットショップ等で購入したヤモリを逃がすと生態系を破壊する可能性があるんです!
どこで生息していたヤモリかもわからないし、あなたが逃がそうとしている場所にヤモリがいない可能性もあるんです・・・。
怖い言い方をしてしまいましたが、お金を出して購入した場合は最後まで逃がさないように、もし採取した個体が飼育しきれないのなら、せめて元いた場所に逃がしてあげましょう
あの日本のカブトムシやトノサマガエルが外来種になってしまった事件を繰り返してまいけません(;’∀’)
寿命が長いぞ!
「かわいい!捕まえて飼育してみよう!」と思っているそこのあなた!
ヤモリの寿命を知っていますか?なんと5~10年と言われています!
捕まえてから最後まで飼育しようとすると結構な覚悟がいるので、ご注意くださいね!
縄張り争いが強い生き物だよ!
ヤモリをたくさん見てきたけど、寄り添ってるヤモリって見た事ないですか?
よく見ると同じ壁にいるヤモリ同士でも、一定の距離を開けていると思います。
縄張り争いを避けるために、できれば1匹で飼育する事をお勧めします!
特にオスは縄張り意識が強いので、オス同士は絶対にやめた方がいいです!
繁殖について、温度によって性別が分かれるって本当?
繁殖期について
5月~7月が繁殖期となり、粘着質の卵を1度に2個ずつ産んでいきます。
卵には有精卵と無精卵があり、有精卵は薄いピンク、無精卵はクリーム色です。
温度によって性別が分かれるぞ!
24℃前後に室温を保つと2ヶ月程度でふ化してくれるのですが、ふ化する温度で性別が決まるのはご存じでしょうか?
24℃または32℃でメスが産まれる可能性が高く、28℃前後でオスが生まれる可能性が高いと言われています。
もし繁殖を検討している方は参考にしてみてくださいね!
ニホンヤモリの飼育方法
ケージ
ケージはできるだけ高さのあるケージがいいと思います。
どちらかと言うと、広く動き回ると言うよりかは高く動き回る事が多い生き物と言う事と、私の経験上、エサを捕まえるのが下手な生き物なので、高く小さ目のケージをおススメします。
高さがあり、樹上性の生き物に向けて開発された商品ですので、本格的に育てたい方はこちらをおススメします。
絶対に買って損はありません!私も実はグラステラリウムでヤモリを贅沢に育てていたので、経験からしてもオススメです!
室温は・・・?
冬眠をさせるかさせないかによっても変わってきます。
18~28℃と結構広い範囲が適正温度なので、室内にて飼育するのならば、考えなくてもいいかもしれません!
エサは・・・?
生きた昆虫しか食べません!飼育する際でここが大きな分かれ道となってきます。
生きた昆虫と言えばコオロギですが、大きさはヤモリの頭の大きさと同じぐらいと思ってください。
僕は小さなコオロギを与えていましたが、ピンセットから食べる事はまずなく、時々ハンティングしている所を見れる程度でした。
youtubeとかを見ているとべた慣れのヤモリもいるので、個体差があるのでしょうか?
飲み水は?
カメレオンと同じで、動いている水しか飲みません!
毎日霧吹きを行うか、水入れに工夫を行うかの選択が必要となります。
詳しくはカメレオンの記事でも紹介しているので、参考にしていただければ幸いです。
最後に・・・・・。
ヤモリが、実は外来種だなんて僕の中では衝撃的でした。
人と古くからつながりがあり、家を守る存在とされていたヤモリがまさか・・・・。
飼育方法以外にも知識を集める事でより身近に大切に感じる事ができませんか?
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回の記事でお会いしましょう!
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