エボシカメレオンと飼育に関する基礎知識入門編

まいど!ラビット店長です。

爬虫類と言えばヘビやトカゲを想像する方もいるかとは思いますが、カメレオンも素敵な魅力を持っています。

飼育が難しいんじゃないかな?

きっとこんなイメージをお持ちの方もいると思います。

今回はそんな方の為にカメレオンの入門種とも呼ばれる”エボシカメレオン”について記事にして行きたいと思います。

どこが難しいのか?工夫をすれば簡単に飼育できるのか?

この記事を読んだらきっと何か学ぶことがあるのではないでしょうか?

エボシカメレオンって?

エボシカメレオンの特徴はなんといっても帽子をかぶったような見た目をしている事です。

緑色のサンタクロースのような被り物を平安時代に礼服として実際使われていた烏帽子(えぼし)に例えてこの名前が付いたと言われています。

爬虫類の中でも寿命が・・・。

爬虫類と言えば最低でも10年以上は寿命があるイメージはありませんか?

例えばヒョウモントカゲモドキの寿命は10~15年と言われており、ボールパイソンは30年、リクガメならそれ以上でしょう。

ですが、カメレオンの多くが寿命が10年以内短命なんです。

ちなみにエボシカメレオンの寿命は5年前後と言われています。

寿命が長い生き物に対しても飼育する前に寿命の把握が必要ですが、短すぎる寿命に関しても飼育する前に知っておくべきだと思います。

エボシカメレオンは餌も特徴的

後から詳しく解説しますが、カメレオンの飼育が難しいと言われている理由は水分補給なんですよね。

カメレオンは動く水しか飲まないので水飲みを置いているだけでは基本的に水を飲む事は無いですよね。

ですが・・・。

エボシカメレオンの場合は植物や果物から水分を接種するんです!!

生息地が過酷な環境であり、水の少ない地域の為、独自に進化したと考えられます。

これがカメレオンの入門種と言われる理由です。

しかし、主食はコオロギ等の昆虫であり、水入れの設置や霧吹き等が不要と言う事ではありませんので誤解の無いようにしてくださいね!

レイアウトのポイント

温度や湿度の変化が重要

カメレオン温度や湿度の変化が必要と言われています。

ずっと温かい、または涼しいではダメです。

そしてずっと乾燥していたり多湿でもダメです。

オススメは基本的に25℃をキープしておきながら、朝夕には多湿で昼には乾燥している状態が理想でしょう。

バスキングスポットの温度は30℃が理想ですが、カメレオンは目が弱いので、光の強さには注意してください。

具体的にはカメレオンから離れた位置に置いて、葉っぱなどで光から逃げれる環境を作って置く事をおススメします。

動く水しか飲まない

流れる水や空から降る雨の様に水も動くものしか反応しないと言われています。

個体によっては直接スポイトから飲んでくれるカメレオンもいるらしいですが、ずっと水を口に持って行くわけにはいかないでしょう。

カメレオンの水入れには2種類あり、それがエアーポンプドリップ法です。

ドリップ式

このような専用の器具(手作りでもできる)を使って天井から水滴をぽたぽた落とす方法です。

カメレオンを飼育ではこちらが一般的ですが、デメリットもあります。

それは落ちた水が跳ねるので、常に床材が湿っており不衛生なんですよね・・・・。

エアーポンプ式

この商品の左上に丸い穴が開いてあるのは見えますか?

実はエアーポンプのホース用の穴なんです!

そう、このように水入れにエアーポンプを入れてブクブクと水を動かす方法です。

タッパーやお皿でも代用できるのですが、水入れでコオロギが死んでいたりフンが入って水が汚れたりするので、必要でもあります。

ミスト式

機械を使って定期的にケージ内にミストを発生させる方法です。

湿度も保てますし、葉やケージ内や壁についた水滴をカメレオンは接種します。

カメレオン飼育に最高の商品ですが、15000円~20000円前後と値段が少し高額になります。

置き場所にも配慮を!

実は爬虫類全般に言えることですが、上から見られる事に強いストレスを感じます。

私が実際に飼育しているレオパ君たちも普段は手のひらでエサを食べるぐらいべた慣れなんですが、上からつかむと噛みついてきます。

ですので、できるだけ高い位置においてあげてくださいね

狭いと怪我するぞ!

エボシカメレオンの帽子の部分、実は折れる事があります。

傷が付きやすく最悪折れて取れてしまう・・・。そう考えるとケージは大き目をおススメします。

フトアゴヒゲトカゲの様に極端に大きなケージは必要ありませんが、大きさに合わせてケージを変えてください。

参考になるかはわかりませんが、雄は最大65cm、雌は45cmになります。

根拠はありませんが・・・・。コツがあるそうです。

カメレオンを飼育している方の飼育のコツを調べたり聞いてみると、やはり難しいのが湿度や温度管理ですよね・・。

一つの目安として鉢植えの生きている観葉植物をケージの中に入れるのがオススメ。

観葉植物が健康で生きているケージであればひとまずカメレオンにとっても住みやすい環境であると判断する方法があります。

あくまで目安であり、きちんと湿度計や温度計などの数値を見て対応してくださいね!

最後に

今回はカメレオン飼育の入門種”エボシカメレオン”を紹介してみました。

カメレオン飼育は【動く水しか飲まない】【湿度・温度管理が難しい】【ストレスに弱い】と比較的上級者向けの生き物と言えるでしょう。

ですが、独特の顔や動き方に癒される方も少ないないはず。

これから飼育を検討している方や、どんな生き物なんだろう?と興味を持った方の力になれれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

次回の記事でお会いしましょう。

コメント

  1. […] エボシカメレオンと飼育に関する基礎知識入門編まいど!ラビット店長です。爬虫類と言えばヘビやトカゲを想像する方もいるかとは思いますが、カメレオンも素敵な魅力を持っていま […]

タイトルとURLをコピーしました